本記事では、Red Hat Linux9のサービスの説明をまとめる。
サービス一覧
各ランレベルごとのサービスの起動、停止の設定を見る。
$ chkconfig --list | less
サービスの説明をまとめる。
- kudzu
- ハードウェアの自動認識を支援する
- syslog
- システムのログを記録する
- netfs
- NFSやsambaにマウントする
- network
- 起動時にネットワークインターフェースを初期化する
- random
- 乱数生成器を初期化する
- rawdevices
- 自動でrawデバイスをマウントする
- pcmcia
- pcmciaカードを検出する
- saslauthd
- sasl(Simple Authentication and Security Layer)認証サーバ
- keytable
- /etc/sysconfig/keyboardを参照して、キーマップをロードする
- apmd
- 電源管理デーモン
- atd
- 指定時刻にコマンドを実行する
- gpm
- コンソールでマウスを使うためのツール
- autofs
- Automatic File System. ファイルシステムの自動マウント、アンマウントを行う
- iptables
- パケットフィルタリングツール
- irda
- 赤外線通信(IrDA:Infrared Data Association)用のユーティリティ
- isdn
- ISDN用ユーティリティ
- sshd
- sshデーモン
- portmap
- NFS、NIS使用時のポートマッパー
- nfs
- NFS(Network File System)サーバ
- nfslock
- NFSファイル・ロック機能
- sendmail
- メールサーバデーモン
- rhnsd
- Red Hat Networkデーモン。更新などを通知する
- crond
- コマンドを定期的に実行するデーモン
- anacron
- 定期的なコマンドスケジューラであり、システムが停止しているときに実行できなかったタスクを次回起動時に自動実行する
- httpd
- HTTPデーモン
- aep1000
- AEP1000、AEP2000という SSL 用の暗号化アクセラレータの デバイスドライバ
- bcm5820
- aep1000と同種の暗号化アクセラレータのデバイスドライバ
- squid
- プロキシサーバ、webキャッシュサーバ
- tux
- Red Hat Content Acceleratorは、カーネルベース、マルチスレッド、高性能の HTTPサーバで、スタティックデータとダイナミックデータの両方を処理する能力があります。また、tuxはカーネルアクセラレートしたネットワークサービスのアーキテクチャです。
- winbind
- SambaのWinbind(SambaでWindowsドメインの認証を利用する)デーモン
- smb
- sambaデーモン
- xfs
- X フォントサーバ
- xinetd
- inetdの代わるセキュアなデーモン管理プログラム
- named
- DNSサーバデーモン
- ntpd
- Network Time Protocol(NTP)デーモン
- canna
- 漢字変換サーバ
- FreeWnn
- 漢字変換サーバ
サービスの起動、停止は次のようにする。 例えば、ランレベル3でpcmciaデーモンを停止したいときは
$ chkconfig --level 3 pcmcia offとする。すべてのランレベルで停止したいときは
$ chkconfig pcmcia off
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