Linuxユーザの立場から、役立つ情報や困ったときの解決方法を分かりやすく、かつ簡潔に記事にまとめています。主に、Ubuntu 8.04(→9.04)やCentOS 5.2(→5.3)で確認したことですが、他のディストリビューションでも応用できると思います。内容は(1)設定ファイルの書き方(2)役立つソフトウェア紹介やインストール方法(3)便利なコマンドの使い方や活用例(4)困ったときの解決方法です。このページの末尾にキーワード別で記事を分類してあります。また、真上の「ブログ検索」フォームからブログ内の記事を検索できます。

2009年2月11日水曜日

CentOSのインストールDVDを作成する。 このエントリーを含むはてなブックマーク

本記事では、Linuxディストリビューションの1つであるCentOSのインストールDVDを作成する方法をまとめる。CentOSのインストール方法は大きく分けて

  1. インストールCDまたはDVD
  2. ネットワーク経由
です。今回は、centOS.orgからisoイメージをダウンロードして、インストールDVDを作成する方法を説明します。

isoイメージの取得

centOS.orgのdownloadsタブのmirrorsを選択すると、次の画面になります。

CentOS-5 ISOs(CentOS 5のisoイメージのこと)をクリックして、適当なミラーサイトを選択します。私はjaistのftpサーバを選択しました。次の3つをダウンロードします。

  • CentOS-5.2-i386-bin-DVD.iso
  • md5sum.txt
  • md5sum.txt.asc
ちなみに、isoイメージは3.7GBほどもあるので、ローカルマシンのディスク容量などに注意してください。

チェックサムファイルの署名を検証する。

$ gpg --verify md5sum.txt.asc
そして、チェックサムでisoイメージの整合性を検証する。
$ md5sum --check md5sum.txt

isoイメージの書き込み

ファイルマネージャのnautilusで、isoイメージファイルを選択して右クリックして「"CD/DVDの作成"で開く」を選択すれば良い(Ubuntu8.04)。 ちなみに、環境は次の通り

  • DVDドライブ:BuffaloのDVM-X16U2
  • 作業用コンピュータ:ThinkPadX31

最初からこうしておけば良かったのだが、諸事情でWindowsからisoイメージの書き込みをしてしまい、思わぬトラブルに見舞われてしまった。というのは、DeepBurnerという(ある程度知られているらしい)フリーのDVDライターを使ってisoイメージを書き込もうとしたとき、処理が遅い上に、エラーで書き込めなかった(理由は不明)。それで、思い直してubuntuから上の方法でしたら、問題なく書き込めた。

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