本記事では、CentOSのインストールから、X Window Systemの設定、yumによるパッケージのアップデートまでをまとめる。インストールしたPCは、内蔵型DVDドライブのあるデスクトップ型コンピュータである。
CentOSのインストール
Biosで、DVDドライブが最も優先的に起動するように設定する。そして、 「CentOSのインストールDVDを作成する」の手順で作成したDVDを入れて、再起動する。後はグラフィカルインストールで、対話的にインストールを進めれば良い。
インストールするパッケージは、おおまかに選択しておけば後は自動でインストールされるが、私は必要なものを手動で選択して最小構成となるようにした。
X Window Systemの設定
OSを立ち上げてみると、X Windowはうまく起動しなかった。したがって、/etc/X11/xorg.confを手動で設定し直した(Monitorセクションはいい加減に書くとモニターが破損する危険があるらしい。Monitorセクションは書かないでおくとデフォルトの設定となる)。
# Xorg configuration created by pyxf86config Section "ServerLayout" Identifier "Default Layout" Screen 0 "Screen0" 0 0 InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard" EndSection Section "InputDevice" Identifier "Keyboard0" Driver "kbd" Option "XkbModel" "jp106" Option "XkbLayout" "jp" EndSection Section "Device" Identifier "Videocard0" Driver "vesa" EndSection Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 24 Modes "1024x768" EndSubSection EndSectionちなみに、もとのxorg.confにはFontPathが指定されていない。 /var/log/Xorg.0.logを見てみると、FontPathが指定されていないので、 デフォルトを適用すると書いてあった。 そうして欲しくないならば、xorg.confを書いておけば良い。 Xフォントサーバ(xfs)は、設定ファイル/etc/X11/fs/configを読み込んで 動作するのだが、こちらにフォントパスが書かれている。
設定後に、
$ startxによってXが起動する。うまくGUIが表示されたらOK。
パッケージのアップデート
アップデートはyumを使う。プロキシ経由でネットに接続しているので、~/.bashrcなどに
http_proxy="http://hogehoge.proxy.net:8080" export http_proxyを挿入してプロキシを環境変数に登録する。
次に、bashrcを再び読み込む。
$source ~/.bashrc
そして、アップデートを実行する。
$ yum update
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