本記事では、複数のメールアカウントからメールを一括で収集するツールであるfetchmailの使い方についてまとめる。
まず、fetchmailをインストールする。
$ sudo apt-get install fetchmail
次に、ホームディレクトリに設定ファイル.fetchmailrcを作成する。この設定は、gmailだけからメールを取得する設定になっている。追加でサーバがあれば、同じような書式で末尾に書き込めばよい。
(注意)gmailでPOP接続する場合は、事前にgmailの設定でPOP接続ができるように変更しておくこと。
これで、fetchmailを実行する。
$ fetchmail -v(vオプションは、結果の詳細表示。必要なければ省いてよい) うまくいけば、次のファイル
/var/mail/Ubuntuのユーザ名にmbox形式でメールが格納される。
ちなみに、procmailを用いて適当な場所に配送した場合に、mbox形式ではなく Maildir形式で配送された。Thunderbirdはmbox形式に対応しているので、うまく いかなかった。
fetchmailをバックグランドで走らせて、定期的にサーバにポーリングさせるモード (デーモンモード)ができるが、私は必要なときに手動で実行している。
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