Imagemagickという画像処理ツールがある。画像の表示、結合、フォーマット変換、サイズ変換、アニメーション作成など様々なツールのセット。プログラムから呼び出したり、コマンドラインやGUIから使うことができる。
Ubuntu 8.04には標準でインストールされていなかったので、インストールする。
$ sudo apt-get install imagemagick
Imagemagickの使い方
コマンドラインで実行する方法をまとめる。
画像を表示する。
$ display xxx.gif
画面のキャプチャ 表示されているウィンドウを名前指定でキャプチャ
$ import xxx.gif
フレームまでキャプチャ
$ import -frame xxx.gif
画面全体をキャプチャ
$import -window root xxx.gif
フォーマット変換
$ convert xxx.eps yyy.png
サイズ変換
$ convert -resize 300x300 before.png after.png
元画像の縦横比を無視して変換
$ convert -resize 300x300! before.png after.png
解像度の指定
$ convert -density 200x200
GIFアニメーション作成 PNG画像がpic01.png,pic02.png,....とあるとき
$ convert -delay 30 pic*.png anime.png
画像を垂直方向に結合
$ convert -append xxx.png yyy.png zzz.png
Imagemagickを使うと、こんな便利な操作が簡単に実現できる。 同一フォルダにある画像ファイルを一括でサイズ変換するbashによるスクリプト
#!/bin/sh #Usage: resizejpgall.sh 100 200 #現在のディレクトリにあるすべてのjpgファイルを100x200の縦横比でリサイズする。 ver=$1 #リサイズ後の縦比率 hor=$2 #リサイズ後の横比率 for file in *.jpg do prefix=${file%%.jpg}; convert $file -resize ${ver}x${hor} ${prefix}-${ver}x${hor}.jpg; printf "$file ---> ${prefix}-${ver}x${hor}.jpg\n"; done
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