本記事では、gnome-terminalでフォントや色の設定をまとめる。
端末(ターミナル)
端末とは、システム内部にコマンドで命令を伝えるときの窓口に対応するものである。
ドルマーク($)の直後のカーソルが点滅しているところに、コマンドを入力してEnterを押すことで、システムに指定の動作をするように伝える。上の図では、lsコマンドを入力して、現在のディレクトリ(/usr)にあるファイルおよびディレクトリの一覧を表示させている。このように、ユーザは端末を介してシステムと対話することで、作業を行う。
フォントの設定
上の図ではメニューバーが非表示になっているが、表示されていれば、「編集→現在のプロファイル」を選択する。そうでなければ、端末上で右クリックすればメニューが現れるので、「このプロファイルの編集」を選択する。すると、次のダイアログが現れる。
色の設定
次に、テキスト色と背景色の設定を行う。「色」というタブを選択すると、次のダイアログとなる。「システム・テーマの色を使用する」のチェックを外して、「組み込みスキーム」から「明るい黄色地に黒文字」を選択した。
ウィンドウの縁
GNOME Artというサイトに各種テーマが置いてあるので、好きなものをダウンロードする。tar.gzなど圧縮されているファイルは解凍しないでそのままローカルPCに保存する。「システム→設定→外観の設定」で、次のダイアログが現れる。
ちなみに私がダウンロードしたのは、WindowBorderというジャンルにあるMWMというウィンドウの縁のデザイン。昔のウィンドウマネージャのことはあまり知らないのだが、FVWMというウィンドウマネージャでよく見る外観である。