Linuxユーザの立場から、役立つ情報や困ったときの解決方法を分かりやすく、かつ簡潔に記事にまとめています。主に、Ubuntu 8.04(→9.04)やCentOS 5.2(→5.3)で確認したことですが、他のディストリビューションでも応用できると思います。内容は(1)設定ファイルの書き方(2)役立つソフトウェア紹介やインストール方法(3)便利なコマンドの使い方や活用例(4)困ったときの解決方法です。このページの末尾にキーワード別で記事を分類してあります。また、真上の「ブログ検索」フォームからブログ内の記事を検索できます。

2008年10月24日金曜日

Cソースファイルをコンパイルできない。 このエントリーを含むはてなブックマーク

Ubuntu 8.04では、C言語で書いたソースファイルをコンパイルできないことがあります。コンパイラgccは入っているようですが、ライブラリlibc6-devがデフォルトで入っていないことが原因のようです。

試しに、"Hello, world!"をprintfで出力する超有名なプログラムをコンパイルしてみると、

$ gcc hello.c -o hello
hello.c:1:14: error: stdio.h: No such file or directory
と確かに怒られてしまいます。このプログラムって一種の儀式だと思っていたんだけど、要はこういう不具合(というか単にライブラリがないだけ)のときに、自分の書いたプログラムのバグが原因なのか、それともシステム側に原因があるのか切り分けるためのプログラムなんですね。

ネットで調べてみると、build-essentialというパッケージ(Debianパッケージを作成するときに使うかもしれないツール一式)を入れるとうまくいったと報告されていたので、同じようにそのパッケージをインストールしてみると、問題なくコンパイルできました。

$sudo apt-get install buld-essential

参照サイト

trial and error Ubuntu 8.04 で gcc が動かない...?

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