本記事では、Ubuntuでマルチディスプレイを設定する方法をまとめる。
マルチディスプレイ
マルチディスプレイは、複数のディスプレイにまたがってデスクトップ領域を表示させることをいいます。ラップトップをあまり持ち運ばなくてデスクトップ代わりに使っているときは、別に用意した液晶ディスプレイとキーボードをラップトップに接続してマルチディスプレイにすると、快適な作業ができます。
設定
私の使っているUbuntu 8.04では、簡単にマルチディスプレイを実現できました。設定方法を説明します。まず、別に用意した液晶ディスプレイとキーボードとマウスをラップトップに接続します。次に、Xの設定をします。設定ファイル/etc/X11/xorg.confのscreenセクションに次のdisplayサブセクションを挿入します。私は1024x768のモニタを2つ並べるので、2048x768に設定していますが、ここの部分は各自の環境に合わせて設定します。
Section "Screen" Identifier "Default Screen" Monitor "Configured Monitor" Device "Configured Video Device" SubSection "Display" Virtual 2048 768 EndSubSection EndSection設定ファイルは、Xを再起動すれば読み込まれます(再ログインすれば良い)。そして、システム→設定→画面の解像度でスクリーンのクローン化のチェックボックスを外すと、認識されているディスプレイが表示されます。後は、ディスプレイの位置関係や、解像度などを設定すればOKです。
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