Linuxユーザの立場から、役立つ情報や困ったときの解決方法を分かりやすく、かつ簡潔に記事にまとめています。主に、Ubuntu 8.04(→9.04)やCentOS 5.2(→5.3)で確認したことですが、他のディストリビューションでも応用できると思います。内容は(1)設定ファイルの書き方(2)役立つソフトウェア紹介やインストール方法(3)便利なコマンドの使い方や活用例(4)困ったときの解決方法です。このページの末尾にキーワード別で記事を分類してあります。また、真上の「ブログ検索」フォームからブログ内の記事を検索できます。

2009年3月25日水曜日

/etc/defaultにあるファイルは何か? このエントリーを含むはてなブックマーク

本記事では、Ubuntuで/etc/defaultディレクトリにあるファイルたちは一体何なのか?について調べた結果をまとめる。

/usr/defaultにあるファイル

debian系のディストリビューションでは、/etc/defaultというディレクトリとその中にいくつかのファイルが置かれている。これらは、各種デーモン(ntp, klogd, apmdといったものたち)が起動する前に読み込む設定ファイルのようなものらしい。

Re: The purpose of /etc/default ?に書かれていた内容によると、/etc/init.d/foobarというスクリプトを走らせる前に、/etc/defaultディレクトリの対応するファイルを読み込む。ご存知のように各種デーモンの起動、停止などを制御するスクリプトは/etc/init.dに置かれている。

大抵ソフトをインストールしたときデーモンを有効にするか無効にするかを設定するために、設定ファイルは使われる。ただ、この設定ファイルは追加的なものでメインの設定ファイルではない。通常は/etc直下の設定ファイを読み込むが、追加でデーモンにオプションを与えて起動、停止したいときに使われる。ちなみに、(よく知らないが)cygwinの/etc/defaultとは無関係らしい。

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