Linuxユーザの立場から、役立つ情報や困ったときの解決方法を分かりやすく、かつ簡潔に記事にまとめています。主に、Ubuntu 8.04(→9.04)やCentOS 5.2(→5.3)で確認したことですが、他のディストリビューションでも応用できると思います。内容は(1)設定ファイルの書き方(2)役立つソフトウェア紹介やインストール方法(3)便利なコマンドの使い方や活用例(4)困ったときの解決方法です。このページの末尾にキーワード別で記事を分類してあります。また、真上の「ブログ検索」フォームからブログ内の記事を検索できます。

2008年12月21日日曜日

ファイアーウォールを導入する。 このエントリーを含むはてなブックマーク

本記事では、ubuntu8.04にファイアーウォールを導入する方法をまとめます。

ポートを開いてサービスを提供する場合などに、そのポートからの不正アクセスを 防ぐためにファイアーウォールが必要になります。

そこでiptablesを用いるわけですが、デフォルトで設定が何もされていません。 firestarterというGUIによる設定ツールがあるので、これをsynapticからインストール して設定しました。

インストール後に実行してみると。。。

インストール後に、

$ gksudo firestarter &
で、起動する。最初はウィザードが立ち上がるので、質問に答える。

しかし、起動してみると次のようなエラーが出てしまう。 設定ファイルを少し修正する必要があるようです。

設定ファイルの修正

まず、firestarterを閉じます。スクリプトファイル

/etc/firestarter/firestarter.sh
をroot権限で編集します。emacsで編集する場合は次を実行します。
$ gksudo emacs /etc/firestarter/firestarter.sh
下の写真で赤丸で囲んであるところはデフォルトでMasと書かれていると思うので、そこを写真のようにinetと書きます。その後、この設定ファイルを保存して閉じます。

許可するホストの設定

基本的にはすべて拒否しておいて、個別的に許可するものを付け加えることにします。 「ポリシー」の「受信側のトラフィックのポリシー」にて、 localhost.localdomainの接続だけ許可しておきます。

ファイアーウォールを動作させる。

次の写真のようにファイアーフォールの状態が「無効です」と書かれていたら、 ファイアーウォールは動作していません。 赤丸で囲んだところ(「起動」と書かれている)をクリックして、ファイアーウォールを起動させます。

うまく起動すれば次の写真のように、ファイアーウォールの状態は「有効です」と表示される。 ファイアーウォールを停止させたいときは、赤丸で囲んだところ(「停止」と書かれている)をクリックします。

参照:

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