本記事では、WebブラウザのFirefoxで英単語の意味を素早く調べる方法をまとめる。
その方法とは、Firefoxの拡張機能GreasemonkeyとFast look up JP and ENというユーザスクリプトを使って、goo辞書などのWebサービスを素早く利用するものです。Greasemonkeyとは、
Greasemonkey(グリースモンキー)とは、Mozilla FirefoxおよびSongbird用の拡張機能。後述のユーザスクリプト形式に従ったJavaScriptを組み合わせて、ウェブページ閲覧時にを実行することができる。
セットアップの手順を説明します。
(1)Firefox AddonからGreasemonkeyを探して、インストールします。
(2)userscript.orgからFast look up JP and ENを探して、インストールします。 インストール後、ブラウザを再起動します。
(3)ブラウザのステータスバーの右端にある猿のアイコン(下写真)を右クリックして、Fast look up JP and ENを有効化します。
(4)Fast look up JP and ENの設定を行うには、Alt-y (Altキーを押しながら、yを押すこと) すると、次のようなウィンドウが画面に現れる。 サービス一覧の中から、使用するものをクリックで選択する。×印は、そのサービスで利用できないことを意味する。○印のところから、使用するものを選ぶ。 選択すると、数字に変わる。これはサービスを使用する順番を意味している。
ウィンドウをスクロールすると、Settingという欄が現れる。そこで、Fast look up JP and ENを使うときのショートカットキーなどを設定できる。 デフォルトでは、
- Altキーを押して、単語を選択 → 検索結果(単語の意味)がポップアップされる。
- クリック → ポップアップされたウィンドウを閉じる。
- y → 検索ウィンドウを表示(ここに入力することで、検索できる)
- Alt-y → 設定ウィンドウを表示
- Esc → (Fast look up JP and ENの)すべてのウィンドウを閉じる。
- Ctrlキーを押して、単語を選択 → 検索結果がポップアップ。私の環境では、Altキーを押して、単語を選択してもポップアップウィンドウは現れなかったから。
- y → 検索ウィンドウを表示。無効にした(設定欄に何も入力せず)。
- Ctrl-c → すべてのウィンドウを閉じる。
スクリーンショット
次の写真は、英単語の意味をポップアップ表示した場合のスクリーンショットです。ショートカットキーを使って、操作することに慣れている人にはとても使いやすい機能だと思います。
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